あの日の無力さが、私を動かした
あの日、ただ泣くことしかできなかった自分にサヨナラしたかった。
もともと動物が大好きだった私。でも、この道を選んだ本当の理由は、「好き」という憧れだけではありませんでした。
きっかけは、家で飼っていた大切なワンちゃんが亡くなったときのことです。家族がいなくなってしまうのに、当時の私は知識も技術もなくて、隣でオロオロするだけ。何もしてあげられない自分の「無力さ」が、たまらなく悔しかったんです。
「あのとき、もっと何かできていたら」
その思いが、私を突き動かしました。ただ可愛がるだけじゃなく、プロとして動物に寄り添い、救える存在になりたい。そう心に誓って、私はこの学校の門を叩きました。
あの日感じた強い覚悟は、この学校での「本物の学び」を通して、確かな自信へと変わっていきました。
教科書をめくるだけじゃ、命の重さは分からない
この学校の授業で一番心に残っているのは、やっぱり「手術実習」です。ここでは先生の話を聞くだけの受け身な姿勢は通用しません。自分たちが主体となって、実際に「動いて、行動する」ことが求められます。
机に向かっているときとは、空気の熱さが全然違います。「今、まさに自分たちの手の中に命があるんだ」そう肌で感じる瞬間の連続です。
実際に自分の手を動かして、必死に考え、経験すること。それこそが、この学校が教えてくれる一番の宝物だと思います。教科書の文字を追うだけでは絶対に得られない「命の大切さ」を、私はここで学びました。
この実習を乗り越えるたびに、夢だった動物看護師という仕事が、私にとって一生の仕事になると確信できました。
あっという間だった、濃密な3年間
「3年って、めちゃくちゃ長いな」入学したばかりの1年生のときは、正直そう思っていました。
でも、いざ3年生になってみると、景色はガラッと変わりました。毎日が濃すぎて、学びが深すぎて、気づけば卒業。「3年間って、こんなに一瞬なの!?」って、自分でも驚くくらいあっという間でした。
それだけ夢中になれることが、ここにはあったんだと思います。好きなことを全力で勉強して、それをそのまま将来の仕事につなげられる。これって、本当に幸せなことですよね。
だから、これから進路を考えるみんなにも、1日1日を大切に過ごしてほしいなって思います。
自分の「好き」を形にできる毎日は、想像以上に最高です。みなさんが後悔のない選択をして、キラキラした時間を過ごせるように応援しています。
在校生・卒業生の声
INTERVIEW